多分、風

ショートヘアを、なびかせたあの子、 やけに気になりだした。 今アップビートの弾けた風で、口に入った砂。 誰もが忘れる畦道を、静かに舐めてく風走り。 知らないあの子と自転車で、すれ違った、その瞬間。 風走らせたあの子に、やや熱い視線を浴びせる。 ショートヘアをなびかせたあの子、 口に入りかけた髪が、 今ダウンビートの静かな…
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