蝉のいない夏、風邪の引かない冬

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蝉のいない夏を想像してみたら、想像できなかった。

だって蝉のいない夏なんて体験したことがないから。

体験したことのないことを想像するなんてできない。

蝉のいない夏を過ごすと、夏を感じることが出来ないのだろうか。

夏を感じれるものは蝉だけではないはず。

暑さや汗や匂いや太陽や植物や雲などいろいろある。

だから蝉がいなくたって夏は感じられる。

なら、風邪の引かない冬はどうだろう。

やっぱり冬は風邪を引かなきゃねって、それはちょっと例えがおかしい気がした。

東京の冬を感じることのできる情景ってなんだろう。

やっぱり風だな。

風邪ではなく、風だな。

東京は東北の冬より寒いと感じるのは、風が妙な角度から吹き抜けるところにある。

ビル風と混じって、体にしつこく巻きつくような風が吹く。

それがやけに寒く感じることがある。

気温はそれほどでもなくても、体感温度は東北の寒さを上回ることがある。

寒さも暑さも温度だけではないあらゆる情景が影響して心に感じるものなのかもしれない。

一つの条件だけではリアルな季節を味わうことはできない。

季節を一言で表すことが出来ないように人も一言では表せない。

蝉の一生は短くても、人の心にしっかりと夏を刻んでくれる。

季節と共に時の流れも思い出も刻んでくれる。

でもどうして蝉より遥かに長く生きて、遥かにいろいろなことが出来るのに、

人は不満が絶えないのだろう。

不満があるからもっと良くしたいと思う気持ちが、

今の世の中を作り出しているエネルギーになると言うのなら、

蝉より幸せな人生に近づいているのだろうか。

ひと夏で終える蝉の方がよっぽど幸せな気がする。

ひと夏で終わる蝉の方がよっぽど人を幸せにできている気がする。

蝉がいなくたって幸せを感じることができるけど、

蝉がいなくては夏を迎えた気にどうしてもなれない。

夏のたった数日なのに蝉がいなくては、夏を心から感じることができない。

僕はそんな存在に少しでもなれているのだろうか。

蝉の何倍も生きてきているけど、蝉の地上に出られる一生に勝る幸せを、

未だに人に与えられていない気がする。

でも、蝉の一生に勝る生き方が出来るようになるのは、

簡単なようで簡単ではない気がする。

だって蝉はその一週間をどんな思いで生きているだろうか。

次に繋ぐために必死に鳴いている姿は、

到底適わない必死さがそこにある気がする。

そんな生き方、僕には出来ない。

今日は大寒。

夏ともっとも離れた日。

大切な何かを忘れてはいないだろうか。

大切な何かを思い出したくて。

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